BLOGブログ

2011/10/1 11:09

手紙

皆様、こんばんは
いつもラグナヴェール青山のブログをご購読頂きありがとうございます。

私たちがお手伝いさせて頂いている
「結婚式」を改めて考えさせられるお手紙がありましたのでご紹介させて頂きます。

――――――――――――――――――――
お父さん　　お母さんへ

３月１１日の東日本大震災以来
人との『絆』が見直されていると言われていますが、
私たちはいつも
“みんなは一人のために一人はみんなのために”の精神で強く団結していましたね。

お父さん
振り返ると家族の中心にはいつもお父さんがいました。
小さい頃は毎日のように家族であちこち出掛けましたね。美術館や遺跡など。
その頃の経験が、私が歴史に興味を持つきっかけになりました。
そして大学に入学した年・・・
病気で右手を切断しなければいけないと言われた私に
そんな状況の中でも一番の治療方法を探し、
一番の病院や環境を見つけて出来る限りのことをしてくれました。
こうして今日を迎えられたのはお父さんとお母さんのおかげです。

お母さん
明るくてどんなことがあっても味方でいてくれるお母さん。
３年前、お父さんの入院という最大の試練がありましたが
いつもは柔らかくて、少し天然なお母さんが私たちの前では決して涙を見せず
お父さんは治る、治すと信じて疑わない姿に改めてお母さんの強さを感じました。
そんな２人の子供に生まれることが出来て
仲良し兄弟たちと愛のあふれるにぎやかな家庭で育ててもらい、
私は本当に幸せです。

私たちも２人のようなお父さんとお母さんになりたいと思います。
幸せの中で育ててくれて本当に、本当にありがとう。
―――――――――――――――――――――――

決して大震災が良かったとは思いません。
しかしあの震災で、普段感じることのできない「絆」を感じることができた人は
少なからずいたと思いますし、私自身もそうでした。

ラグナヴェール青山がお手伝いさせて頂いている「結婚式」は人生を振り返り、
人とのつながりを再認識することのできる大切な時間だと思います。